霧と色と湿度と匂いと記憶と音

霧が出ましたな。

20時前にチャリに乗って帰宅途中
突然妙な感情に襲われまして。

駅前を通っている時は子供の頃に感じた
「大阪」や「三宮」
家が近づくにつれ、「夏の夜明け前の高速道路」

纏わり付く空気の質感と、駅前の飲食店からの
色々な料理が混ざった匂いと、ざわめきと車の音が
子供の頃神戸で過ごしていた夏の記憶を
出してきたようで。

人々の雑踏やざわめきが聞こえなくなり
車の音だけが過ぎるようになると
普段なら白色光の方が目立つのに、霧のせいで
黄色光がしっかり届き、街全体が黄色っぽく、湿気を含んだ空気と
雨上がりの草や土の匂いとが、大人になってからの夏
夜中に高速道路すっ飛ばしてた時の記憶を出してきたのか。
いつもは乾いた音に聞こえる車の音が、そんな記憶のせいか
はたまた実際湿気を含んだ空気でそう聞こえるのか、どうも高速道路を
走っている車の音に聞こえるなー・・・

とか何とか思いつつ帰ってきた訳です。



楽器は湿度で音が違うって言うよね。
レコーディングも音が違うからロスでやるっていうよね。
普段聞いている音も、湿度や温度、匂いで全く違う風に聞こえるのかな。

ユタカさんが汗をかかなくなったら、違う声に聞こえるのかなｗ